仏生山の家の気密測定を実施しました。
もちろん、お施主さまも立ち会われています。
弊社では、「やはり気になるから、立ち会いたい」という方がほとんどです。

いつもの通り、気密測定器で圧力をかけて漏気個所がないか確認していきます。
玄関ドアはパッキンのアタリが悪く、隙間が生じていたので調整します。

リビングは吹抜けになっていて、ロフトもあるので屋根断熱を採用しています。
高性能グラスウール16Kを315㎜入れたうえで、可変透湿型の防湿気密シートを貼っています。

換気装置は、メンテナンス性を重視してダクト式3種換気を採用しました。
3種換気は、一般的なパイプファンによるダクトレス式は適切に換気ができず、空気室の悪化や結露の原因となるので、使用しません。

結果はC値=0.1cm2/m2という素晴らしい結果でした。
総相当隙間面積は24cm2と家全体で約5センチ角の隙間しかないことになります。
施工精度をしめすn値も1.3と大きな隙間はないことを示しています。

この建物はトリプルガラス木製サッシが採用されています。
(↓少し前の写真です)

大きな木製サッシからの漏気は感じられず、アルス夢まどは流石の品質を確認できました。
少し複雑なプランになっていたり、天井断熱~屋根断熱を併用している気密処理する箇所が多い建物なのですが、高い性能をキープしてくれている、大工さんをはじめ職人さんたちや現場監督は手前味噌ですがすごいと思います。。
田中工務店の家づくりのキホンは「丁寧な家づくり」です。







