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紫雲町の家見学会の温度レポート~6畳用エアコン2台で家じゅう涼しかったです。

7月30日の午後2時、高松市紫雲町の現場の玄関先で温度計は「36℃」を表示していました。
相対湿度は50%と低く思えるかもしれませんが、36℃での50%なので超高湿度で絶対湿度は「21.3g/m3」もあります。
ちなみに放射温度計で外壁温度を測ると日が当たっていないところでも、約50℃でした。

アメダスのデータを見ると14時は気温34℃、湿度58%とのこと。
露点温度が24.5℃、つまり24.5℃を下まわると結露が起こります。
車に乗っていてエアコンの空気が直接ガラスに当たると24℃はすぐに下回るのでガラスの外側で結露するという現象が起こる状態です。

まさに高温多湿、という状態でした。

室内は6畳用エアコン2台運転。
1台は階間エアコン。

1階と2階の間の天井裏に冷房の空気を送り込み、各部屋に分配する方式です。
こちらは冷房運転。

2階床からはこういうガラリから冷気がでてきます。
中には専用のファンが入っていて、冷気を天井まで送り届けてくれます。

もう一台はロフトのエアコンです。
こちらは除湿運転です。
再熱除湿ができるタイプです。

室温は27.9℃、相対湿度46%ととても過ごしやすい温湿度になっていました。
来場された方も、とても快適な空間だと評価していただきました。
窓を開けると、外との差に驚かれていました。

絶対湿度も21.3g/m3==>12.3g/m3に空気中の水蒸気が半減。
快適に感じるには温度だけではなく、湿度も大事です。

大丈夫だと思って計画しているのですが 冷暖房の設備計画がうまくいっていることが実証できると、 いつもほっとします。

個別エアコン、床下エアコン、小屋裏エアコン、階間エアコン、ダクト式エアコン、いろんな方式がありますが、 冷暖房の計画は最初のプラン段階から計画しておくことがとても大事です。