
香川町の家が雨にも濡らさずに無事に上棟しました。
暑い中、大工さんや現場スタッフお疲れさまでした。

上棟が終わっても、まだ壁の雨仕舞が終わっていないので、シートで養生して構造材を濡らさないようにしています。
高気密な建物だと構造材を濡らしてしまうと、カビの発生等重大な問題が発生する可能性が高まるので、養生はとても大事です。

内部はいつものとおり先貼りシートをキレイに施工してくれています。
これも、壁体内結露を防ぐにはとても有効な方法です。

この建物は床断熱を採用しています。
最近は基礎断熱+床下エアコンの建物が多いですが、お施主さまの生活の仕方やご希望に合わせて断熱方式は提案しています。
どちらのやりかたも一長一短で、なにを重視するか・・・・ということになります。

土台・大引~断熱材を気密テープでしっかり処理して、気密性を高めていっています。

床断熱はXPS3種aDというXPSの中では一番断熱性能(熱貫流率)たよいものを使用し、土台大引間に100㎜(10センチ)入れています。(λ=0.022)
この建物は床付加断熱もするので、その上に60㎜のグラスウールボードを施工して、更に断熱性を高めています。
これは断熱材を増すだけではなく、大引の熱橋を保護することができ、とても体感がよくなるのでとてもオススメな施工方法です。
性能評価で外皮性能はUa=0.25W/㎡Kになっていて、断熱等級7(HEAT20G3)を超える性能になっえちます。

床断熱でも玄関と浴室は基礎断熱になります。
基礎断熱部の断熱気密処理もバッチリです!