がいな家 田中工務店(香川県高松市)

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香川町の家気密測測定しました~C値0.1切り(0.059)

先般餅投げをした香川町の家、断熱気密工事が終わり気密測定を行いました。
もちろん、お施主さまも同席です。

この建物の断熱スペックは、
・屋根断熱 高性能グラスウール16K 315㎜
・外壁 充填:高性能グラスウール16K 105㎜+付加断熱:フェノールフォーム 30㎜
・基礎断熱 XPS3種aD 立上り50㎜ + スラブ(全面引き)30㎜
・サッシ トリプルガラス樹脂サッシ(APW430)
です。

屋根断熱も見るからにきれいな施工状況です。
測定器で圧力をかけて確認しても、漏気は感じられませんでした。

外部に貫通するところは全て気密処理して、もちろん測定後は外部に面するところに穴をあけるような作業はしません。

みんなで手分けして、漏気個所がないか確認していきます。
数値が大事なのではなく、こういう確認作業と施工精度を上げていくことがとても大事だと考えています。

結果はC値=0.1cm2/m2という素晴らしい結果でした。
JISでは小数点第二位を四捨五入するのが決まりなので0.1ですが、実際の数値は0.1を切って0.059でした。
気密測定器も小口径の高気密のものが測りやすい整流筒を使用しましたが、エラーが何度かでました。

総相当隙間面積は12cm2と家全体で約3.5センチ×3.5センチ角の隙間しかないことになります。
施工精度をしめすn値も1.1と大きな隙間はないことを示しています。

パネル工法やウレタン吹付に比べると、性能を出すのには難易度が高い、グラスウールの手詰め工法。
外側の構造用合板や防湿気密シート貼りや貫通部の処理等、数値を出すには丁寧な施工が求められます。

高い性能をキープしてくれている、大工さんをはじめ職人さんたちや現場監督に感謝です。

田中工務店の家づくりのキホンは「丁寧な家づくり」です。

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