がいな家 田中工務店(香川県高松市)

ブログ

多度津の家~換気装置の風量測定

先日無事お引き渡しした多度津の家。
引渡し前に換気装置の風量測定を行いました。

2003年のシックハウス法施行により、24時間換気が義務化になり、1時間に0.5回の換気することが必要になりました。
確認申請する際には、計算書や計画書が必要になっています。

しかし、風力測定は義務ではありません。

田中工務店では風量測定はとても大事だと考えています。
なぜかというと、機種によっては適正な施工が行われていても計算書通りの風量が出ていないことが多々あるからです。
もちろん、ダクト式の場合ダクトのつぶれや急な曲がりをつくってしまうと、圧力損失が大きくなり、設計通りの風量はのぞめません。


弊社では使用しませんが、パイプファンだと測ってみるとほぼ100%風量はでていません。

風量測定器はコーナー札幌製のものを使用して、自社で測定をしていて、適正な風量に調整しています。
また、それに応じた設定をお施主さまにお伝えしています。

今回は日本製の第一種熱交換換気を採用していますが、いつもの通りメーカーの換気計画書の通りだと風量が設計通りでていませんした。
それをもとに、ファンの風量とグリルの開度の調整をして、適正風量になるように調整しました。

換気の風量測定や気密測定は、まだまだされているところは多くないですが、とても大事な現場での確認事項だと弊社では考えています。

お問合せ・資料請求お問合せ・資料請求 ご来場予約ご来場予約