11月末中山町の家上棟しました。
丘陵地に建つ、とても眺めの良い建物です。
北側にきれいな景色がひろがっているため、大開口を設けています。

使用しているのはトリプルガラス樹脂サッシ。(APW430)
パッシブデザインのセオリーから言うと北側は日射取得がほぼなく、トリプルガラス樹脂サッシとはいえ日射取得<熱損失になるので、「少なく」「小さく」となります。
しかし、建築はそれだけではありません。
豊かな暮らしのためには、素敵な景色を眺めて暮らす・・・ということはとても重要なことです。
どちらかというと、トリプルガラス樹脂サッシが手に届く価格で採用することができ、北側に大開口をとっても、寒さを感じることや省エネ性を損なうことが激減したと思います。
私たちからすると、プランの自由性があがったと認識しています。

内部では断熱工事が進んでいます。
とてもキレイにグラスウールを充填してくれています。
大工さんいつもありがとうございます。

下地があって、長方形ではないところは↑のように、断熱欠損が起こらないように加工して施工しています。

この建物は床断熱です。
床も「付加断熱」しています。
一般的には大引間に50~75㎜程度断熱材を施工することが多いと思います。
この建物は
・大引間 XPS3種aD 100㎜
・根太間 高性能グラスウール32K 60㎜
をいれています。
この方法は断熱材の厚みが増えるだけではなく、熱橋対策になり、圧倒的に体感が上がります。
おすすめです!







