先日、木太町の家上棟しました。
平屋の素敵なお家です。
内部の先貼りシートもきれいに施工してくれています。
この建物は平屋ですが水平構面の高さが変わるため、火打ちが入るのですが、先貼りシートを入れておくと、火打ちの周りのテープ処理が不要になり、気密性能や耐久性が上がります。
天井断熱で天井の高さが違うため、小屋裏にも付加断熱が必要になるのですが（忘れがちな場所ですが）しっかりと施工されています。
天井断熱は高性能グラスウール16Kの105㎜×3層で315㎜入ります。
この建物はUa=0.26W/㎡Kで、性能評価で断熱等級7をクリアしています。
構造用面材は構造用MDFを使用しています。
許容応力度計算での耐震等級3で安全性を担保されていますが、大空間を実現するために構造用MDFの高倍率(4.3倍)はとても有効な構造用面材です。
水平構面が足らないところは、ラフターロックという金物を使うことによって許容せん断耐力を確保しました。
普通の垂木仕様やタルキックの仕様で足らず、登り梁まで必要ないケースだととても有効な金物です。
