先月お引き渡しした今里の家、完成時の気密測定を行いました。
JISでは完成時に測定することになっていますが、完成時では手直しすることができないため、原則としては中間時に測定しています。
JISのマニュアル通りに貫通部等に目張りをして測定を始めます。
JISの測定方法では、換気装置のグリルやレンジフード、エアコンのドレイン等は目張りをして測定することになっており、ある意味住んでいる状態ではない環境で測定することになります。
結果はC値=0.2cm2/m2ととても良好な結果でした。
総相当隙間面積は18cm2==>28cm2と10cm2増えていました。
気密測定後、新たに貫通しているところはないことと、床下等も点検しても漏気がないコトから、原因は貫通部の目張りが中間時ほどはしっかりできないことと推定しました。
今回はダクトレス一種を採用していることもあり、局所換気が多いのも原因と考えられます。(実際漏気は確認できました)
しかしながら、0.2ですので実性能として何の問題のない性能を担保できていると思います。
その2につづく