少し前のお盆前に、多肥下町の家の気密測定を行いました。
この建物はUa値=0.26W/㎡Kで断熱等級7をクリアしています。
繊維系の断熱材にはセルロースファイバーを採用しました。

セルロースファイバーは、他の断熱材に比べ蓄熱性能が高いため、熱伝導率以上の効果が出るケースがあります。
日が照り始めて、熱が伝わりきる前に日が暮れるような状況起こるわけです。
よって、外気の温度変化に対し、室内側の温度変化が穏やかになる傾向があります。
また、地球環境負荷が低いこともメリットです。
廃棄するときも土にかえる断熱材です。
セルロースファイバーには湿式と乾式がありますが、弊社では乾式を採用しています。(デコスドライ)
せっかく、雨養生してぬらさないように施工して結露発生を抑制しているわけですが、断熱施工で建物を濡らしてしまうと元も子もなくなってしまいます。

天井断熱:セルロースファイバー 300㎜
外壁断熱:高性能グラスウール16K 105㎜+フェノールフォーム 30㎜(付加断熱)
基礎断熱:大引間 XPS3種aD 50㎜ スラブ全面敷き込み 30㎜
サッシ:トリプルガラス樹脂サッシ(APW430)
玄関:イノベストD50
を採用した、高性能な建物です。
調湿効果を期待して防湿気密シートを省く場合もありますが、弊社では耐久性(壁体内結露防止)を重視しているので、気密シートをしっかりと施工します。


いつもの通り、気密測定器で圧力をかけて漏気箇所を確認していきます。
引違サッシの漏気がいつもより多かったため、サッシを調整します。
経験を積んで安定して気密性能がでるようになったため気密測定をやめた・・・という工務店もあると話を聞きますが、こういうこともあるため、弊社では全棟気密測定をして確認しています。


結果はC値=0.2cm2/m2という素晴らしい結果でした。
小数点第3位まで表示すると0.169なのですが、JISでは小数点第2位を四捨五入する決まりなので、正式には0.2表記になります。
総相当隙間面積は24cm2と家全体で4.9センチ×4.9センチ角の隙間しかないことになります。
施工精度をしめすn値も1.3と大きな隙間はないことを示しています。
とても素晴らしい施工品質を保ってくれている大工さんをはじめ職人さんと現場スタッフの頑張りには感謝です。
田中工務店の家づくりのキホンは「丁寧な家づくり」です。









