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畑田の家~パッシブデザイン=太陽に素直な設計

完成見学会のお家紹介です。
畑田の家は南面に大きな窓=開口部をとっています。

香川県は冬に晴れの日が多いため、南面に大きな開口部を持ってくると、「無料の」太陽エネルギーで暖房することができます。

11月に入り、太陽高度が下がり建物のかなり奥まで日が差し込んでいるのがわかります。
そのうえで、トリプルガラス樹脂サッシ等の熱が逃げにくいサッシを使用すると、日射取得量>窓からの熱損失となり、「窓が暖房機」になると言ってもよいと思います。
本当の高断熱住宅+パッシブデザインができた建物は、メイン暖房は太陽エネルギー+住んでいる人の熱+家電で室内を温め、エアコンは補助になります。
だから、高断熱住宅は光熱費が安く済むというわけです。

日射取得量は数値で表すことができます。
弊社では建もの燃費ナビを使用して、全棟お施主さまにご確認いただいています。
数値化することにより、開口部の設計や使用するガラスが適切かどうか確認することができます。
基本は南面が日射取得型でそれ以外は日射遮蔽型になりますが、一棟一棟適切にガラスも選んでいます。

なお、夏は日射を入れないこと=日射遮蔽がが大事になります。
畑田の家のような軒ゼロの建物だと、外付けのロールスクリーンやブラインドの設置がとても大事になります。