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高断熱高気密住宅は乾燥する?!~おススメの加湿器 その2

(全回の続き)
前回のおさらいですが、キチンと換気ができる建物だと換気するごとに乾燥していくことがお分かりだと思います。
よって、何らかの手段で加湿したほうがよりよい訳なので、その一つの手段が加湿器になります。

加湿器の方式には種類があります。
・スチーム式
・超音波式
・気化式
・ハイブリッド式(スチーム式+超音波式等)

kakaku.comより

その中でお奨めなのは、「大容量」気化式です。

ダイニチホームページより

それぞれ、一長一短ですが気化式の一番の美点は「燃費がよい」=電気代がかからないということにつきます。
よって、ずっとつけっぱなしにしていて室内の湿度を保つことができます。
確かに気化熱で温度が奪われるため、温度が下がったり、風を当てて気化させるので風を感じるので肌寒感じがちですが、高断熱高気密住宅住宅で全館連続暖房する際はあまりデメリットになりません。

おススメの機種はパナソニックの大容量タイプ
他にもよいものがあるかもしれませんが、自分で使用して試してみてよいと思いました。

FE-KXP20で30坪の建物全体を23℃で50~55%に保つことができる優れものです。
ちなみにKXP23との違いはターボモードの有無。
20で十分と感じました。

デメリットは
・サイズが大きい・・・・置き場所は設計でレイアウトしておいがほうがベターと思います。

・音が大きい・・・時折水をくみ上げる音とポンプの音がします(静音と書いていますが・・・)
・大容量タンクが重い・・・水の入れ替えは意外と大変です

インターネットのレビューを見ると、異臭が問題になっているようです。
おそらく、連続運転していないため雑菌が発生してしまっているのだと思います。
消費電力が少ないので、そういう意味でも連続運転するのがお奨めです。