私たちが読んでみて、家を建てる前に読んでおいたほうがよいと思った本、その4です。
著者は、私どもが賛助会員になっているパッシブハウス・ジャパン理事の松尾和也さん。
この本は日経ホームビルダーという住宅専門誌に好評連載されていた「脱！なんちゃって省エネ住宅」を加筆再編集したものです。
元々は専門家向けのものですが、松尾さんらしく分かりやすく説明されているので、住宅取得者の方が読むのにもとてもよいと思います。
最近はじまった松尾さんのYouTubeを見てから読むのがお奨めです。（とても理解しやすくなると思います）
誰しも家造りには失敗したくないもの。
副題にもありますが家を建てて金銭的にしんどくなる住宅貧乏になり、辛い思いをしたり、最悪はマイホームを手放すことになるのは絶対に避けたいところです。
「住宅貧乏から脱する6項目」は最低限抑えておきたいポイントです。
また、断熱や気密のことだけではなく、エアコンやそのほかの設備、食洗器やガス乾燥機等のことにも触れられており、とても参考になると思います。
また、エアコンを購入する際の機種選定にもとても役立ちます。
ぜひ、ご一読をお奨めします。
tanaka
