ページのトップです
採用情報

ブログ

現場紹介:第一種熱交換換気 ローヤル電機SE200R

現在、24時間の計画換気装置は義務化されています。最近採用が増えてきているのが第1種熱交換型の換気装置と思います。

換気をするということは中の空気を捨てて、外の新鮮な空気を取り入れるので、せっかくの冷暖房した空気を捨ててしまうことになります。

そうならないように、熱交換をして外気直接の暑い/寒い空気が入ってこないように換気するという優れものです。

ローヤル電機のSE200Rは最高レベルの90%の熱交換効率がある優れものです。

仮に外が0℃で室内が20℃の場合、熱交換をしないと0℃の空気が入ってくるのですが、SE200Rだと理論上は18℃の新鮮空気が入ってきます。あたたかさが全然違いますよね!

(熱交換を行わない2種、3種換気もメリットがありますので、絶対的に第1種熱交換型がよいというわけではありません。)

本体は天井裏や床下に設置して、各部屋にはダクトで空気を送るタイプです。

ダクト式はパイプファンなどを各部屋に個別に取り付ける方式に比べ、シロッコファンという空気を安定して押出す力が強いファンが使用できるので、計画的な換気が可能になります。

SE200Rは「全熱交換式」というタイプです。

全熱交換式とは、温度だけではなく湿度も交換する方式です。

SE200Rは67%の湿度を回収することができます。

つまり、夏だと外の蒸し蒸しした空気の湿気を取り除いて新鮮な空気を供給します。

ローヤル電機製換気装置のよいところですが、専門メーカの製品ということです。

他社製品のOEMも手がけています。

やはり、自社で開発製造しているところは強いと思います。

また、日本のメーカというところも美点です。

やはり、住宅は長く使うものなので、10年後にメンテナンスで困るということは工務店としても避けたいですし、お施主様ももちろん同様だと思います。

海外製の優れた製品もありますが、日本の取扱い会社がなくなるリスクは日本の会社に比べて高いと思います。

SE200R自体もファンモータや熱交換素子の交換が容易なように作られていますが、供給元がなければどうしようもありません。

地元密着で子や孫の世代まで住み続けられる建物を建てたいと思う私たちにはとてもよい機器とおもっています。

tanaka

PS 9/14,15は完成見学会を開催しますので、ぜひご見学ください