1991年にドイツの物理学者ファイスト博士が確立した超高性能な省エネ基準と評価の方法です。
現在でもドイツの省エネ基準を超えたフラッグシップ的なものとして君臨し、着工数の約50%がパッシブハウス基準相当の建物と言われています。
このシビアな省エネ基準はその経済性が認められると、EU圏内はもちろん、北米やアジアに広がりをみせています。
非営利型社団法人パッシブハウス・ジャパンが日本の窓口になっています。
(弊社はその賛助会員になっています)
“パッシブハウスの基準は1988年の アダムソン教授とファイスト博士の会話に遡る。”とあります。 1990年に、最初のパッシブハウスがドイツ・ダルムシュタットに建てられ、計算値と実測値の比較が行われ、計算精度、省エネ性能が確認アップデートされています。
“The Passivhaus standard originated from a conversation in May 1988 between Bo Adamson of Lund University, Sweden, and Wolfgang Feist of the Institut für Wohnen und Umwelt (Institute for Housing and the Environment, Germany).”
https://en.wikipedia.org/?title=Passive_house
パッシブハウスの基準は下記のとおりですが、一言で言うと計算上は6畳用のエアコン1台程度で家中を快適に出来る状態に当たります。
また、冷暖房に必要なエネルギーは、日本の最高基準の1/3~1/4程度です。
出典:”pinwheel社(カナダ)の動画”Passive House Explained in 90 seconds”を基に作成
2014年パッシブハウス生みの親ファイスト博士来日公演動画はこちら
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パッシブハウスとは?!「パッシブ」という言葉のゆくえ
~パッシブハウス・ジャパン九州支部エリアリーダー坂本さん(SIZE)
その1
その2