弊社では基礎断熱の施工が増えています。
それは「床下エアコン」を希望される方が増えているからです。
床下エアコンの場合は、基礎断熱になります。
基礎断熱にはメリットもありますが、デメリットもあります。
(もちろん床断熱にも)
そのデメリットの一つはシロアリ対策です。
よって、よりリスクの少ない基礎内断熱を選ぶケースが多いです。
その点で、立上りの断熱材はコンクリートと一緒に打ち込んで施工するのが大事になります。
打ち込むと断熱材とコンクリートは密着するのに対し、後で接着する場合だと隙間がどうしても出来てしまいます。
隙間があると、シロアリの蟻道になる上に発見しづらいということになります。
また、断熱材の裏で結露する可能性もあります。
よって、断熱材を施工するのはコンクリートに打ち込むほうがよいわけです。
また、スラブと立上りの打ち継ぎ部には「止水板」をいれてシロアリの侵入ルートを防ぐとよりリスクが減ります。
基礎止水プレート(城東テクノ)
このようにそれぞれの工法には適切な施工方法があるので、注意が必要です。