計算上で6畳用エアコン1台で暖房できるという結果だとしても、実際は建具で仕切らている 子供部屋や寝室は 、リビング等の冷暖房した空気は広がりづらい状況になっています。
なので、個々の部屋にエアコン等をつけないのであれば、何らかの手段で空調された空気を届ける必要があります。
階段を上がると、小屋裏に入る小さな扉があります。
ハッチをあけると第一種熱交換換気装置のフィルタ清掃ができるようになっています。
数か月に1回フィルタ清掃が必要ですので、上からできると脚立をたてる必要がなくとても楽です。
その奥には・・・・
天井裏にエアコンがついています。
ここから階間=1階と2階の間に冷暖房した空気を送り込みます。
室内には天井についたガラリから空調された空気が各部屋に供給されます。
その奥にはブースターファンという空気を送り出す力の強いファンがついていて、足元まで暖気を届けることができます。
階間エアコン方式は、普通のエアコンにブースターファンを組み合わせて計画します。
よって、イニシャルコストも安く、壊れた際も安価に直すことができます。
tanaka