8月末に上棟した素敵な平屋の工事が進んでいます。
一見すると、普通の床断熱に見えます。
表面のグラスウールをめくってみると・・・
その下にも断熱材を施工しています。
大引きの間にXPSを100mm入れた上に、根太の間にグラスウールボードを60mm入れています。
今回のポイントは冬に床の冷たさを更に軽減するために
・断熱材を分厚くいれる(160mm)
・断熱材の入っていないところを少なくする(ヒートブリッジを極少に)
・もちろん気密の確保(気流止めはもちろん)
ということを狙った計画と施工をしています。
根太レス合板を使用し、大引き間に断熱材を入れていることが多いと思います。
今回は根太工法とすることによって、大引き間だけではなく根太間にも断熱材を施工して、厚さを確保し熱抵抗を稼ぐともに木熱橋を減らしています。
昔ながらの根太工法と床断熱はとても相性がよいのです。
tanaka