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国分寺の家上棟しました

国分寺の家が先週無事上棟しました。
まだ、外部の防水工事が終わっていないので、養生をしながらの工事が進んでいます。

内部は充填断熱の工事が始まりました。

充填断熱=柱と柱の間には、グラスウールを詰め込んでいきます。
グラスウールは落ちてくるリスクがあるという意見もあるのですが、私どもが使っている高性能グラスウール16Kというグレードで、腰がある製品を使うとしっかりとはさかった状態になるので、落ちるということは考えずらいです。

縦方向も横方向も幅より大きい寸法のものを押し込んで施工するようにしていて、脱落防止や柱等の収縮についていき、断熱欠損を起こさないようにしています。

耐久性を高める桁周りやサッシ廻りの「先貼り」施工もしっかりとしてくれています。

外部の耐力壁は構造用MDFを使用しています。
MDFは透湿抵抗が低いので、壁体内に水蒸気が浸入してしまった際も外部に逃がすことがしやすく、結露を起こしずらい素材です。

また、合板の継ぎ目には気密テープで処理していて、外部側でも気密性能を高めています。

「合板気密」や「シート気密」という言葉もありますが、「防風」「防湿」という機能を考えると、どちらも必要になってきます。