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多度津の家Ⅱ~餅投げ

がいな家~2025年最初の棟上げが少し前ですが1月中旬に無事終わりました。
上棟後は雨仕舞ができていないため、雨が降ると雨ざらしになってしまいます。
高気密な建物の構造体を濡らしてしまうと、深刻な結露被害に繋がってしまうので、私どもではブルーシートで雨ざらしにならないように養生して品質を確保しています。

この建物は屋根断熱と天井断熱を併用しています。
天井断熱(桁上断熱)は、屋根を施工してしまうと断熱材を入れられないので、上棟時に断熱施工します。
もちろん、後から施工できない構造用の面材や付加断熱も施工します。

構造用の面材の目地は気密テープで処理して、気密性を高めるためにひと手間かけています。

その後、内部のサッシ付けも進んでいます。
サッシは日本製のトリプルガラス樹脂サッシです。(APW430)

内部結露を防ぎ、耐久性を高めるために大変重要な防湿気密シート。
横架材やサッシ廻りは気密テープに依存せずに耐久性高い施工方法をとっています。(先貼りシート工法)

2階は小屋裏収納をとるために屋根断熱です。
登り梁の間に、グラスウールを210㎜施工していきます。

南外壁は、パッシブデザインを採用しているため、開口部が大きく耐力壁を入れる壁があまりありません。
その中で耐震性を高めるために、幅の狭いところで高耐力を得られるもの(つくば耐力壁)を採用しています。

2月の中旬には気密測定の予定です。
構造見学も可能ですので、ぜひお問い合わせください。