がいな家 田中工務店(香川県高松市)

安全持続性能

安全持続性能

1.安全持続性能の会

田中工務店は、株式会社HAPROT(ハプロット)が提唱する「安全持続性能の会」の会員です。
HAPROTとは、作業療法士として11年間リハビリ病院や総合病院整形外科で従事してきた満元貴治さんが始めた、作業療法士、理学療法士で構成された医療の専門チームです。

リハビリをしても後遺症で苦しむ人や病気によって家に帰れない人を見てきた満元さん。
段差があって帰れない、トイレが狭くて歩行補助具が入らない。
そんな理由で自宅に戻れない。
そして思った以上に多くの人が自宅で転倒し、再び病院に戻ってしまう。
治療が終わっても、本当の安心が続かないのは、身体の問題だけではなく、住まいのつくり方に問題があるのではないかと考えるようになったそうです。
「大好きな家族と大好きな家に住んでほしい」「住宅内を安全にして、家の中でケガする人を減らしたい」という想いで、住宅の間取り設計の基準を作成し、広める活動を始めました。

田中工務店では、HAPLOTの医療の専門知識を設計やプランニングに活かして安心、安全に住み続けられる家づくりをしています。

2.安全持続性能

HAPLOTが提唱する「安全持続性能」とは、耐震性能、省エネ性能とともに設計時にあたりまえに考えられるべき第3の性能です。

住宅内での転倒や転落などの事故を予防する「安全性」。
身体・ライフスタイル・家族構成が変化しても住み続けられる「持続性」。
この2つのカテゴリーから成り立つ基準が「安全持続性能」と名付けられました。

赤ちゃんからお年寄りまで全世代が安心・安全に住み続けられる家にする。

の3本の柱から出来ています。

年間数十万人が住宅内で転倒や転落などにより救急搬送されています。
転倒や転落を予防するための「安全設計」と、加齢・ライフスタイル・家族構成など必ず起こる状況の変化に対応し、カスタマイズしやすい「持続設計」。
これらの設計を医療と建築を融合させた専門知識によるサポートでHAPLOTと共に進めていきます。

3.「バリアフリー」と「安全持続性能」はどう違うの?

「バリアフリー」は、段差の解消や手すりの設置など、主に高齢者の生活を支えるための安全対策です。

「安全持続性能」はそれに加えて、妊婦・子育て世代・働き世代など、人生のあらゆる段階での暮らしの変化に対応できる家を目指しています。そのため、「安全持続性能」には生活変化を見据えた、室内干しスペースやユーティリティルーム・土間収納の設計。収納の高さや照明の位置、温度計の設置などの項目が特徴です。

4.安全持続性能の意義

日々の暮らしの中でおこる身近な危険、火傷や溺水、転倒、転落など、突然発生し命や健康を脅かす事故のことを「日常災害」といいます。

住宅内での転倒・転落事故は、要介護となる大きな要因の1つ※1であり、年齢を重ねるごとにそのリスクは高まります。

段差でつまずく、夜間のトイレの移動中に転倒するといった事故はちょっとした不注意ではなく、構造や設計の工夫によって予防できるケースが多いのです。

また、高齢者だけでなく子どもの事故も年齢が低いほど発生件数が多く※2、転落・誤飲・やけどなど、ほとんどが家の中で起こっています。

2024年7月に消費者安全調査委員会が発表した調査※3では、6歳未満の子どもが住宅の窓やベランダから転落して命を落とした事故が、1993年から2024年の32年間で134件にのぼることが明らかになりました。

こうした悲しい事故の多くは、設計上の工夫で防ぐことができるとされています。

そして、転倒のリスクは、妊娠期にも高まります。

妊娠期は、体重や重心の変化、関節のゆるみなどにより、バランスを崩しやすくなります。

特に浴室や玄関、階段など、滑りやすい・段差がある・温度差が大きい場所では注意が必要です。

田中工務店では、階段や照明、温熱環境を含めた身体にやさしい住環境を整えることで、妊娠期から出産・育児期まで安心して暮らせる住宅づくりをしています。

住まいが安心であることは、家族の健康を守る第一歩です。

人の身体は変化していく。だからこそ家も変化に寄り添えるものでありたい。

「安全持続性能」という基準を通じて、安心して暮らせる未来をつくります。

 ※1厚生労働省 令和4年国民生活基礎調査の概況

 ※2消費者庁「子どもの事故防止ハンドブック」

 ※3消費者安全調査委員会「消費者事故等調査報告書 住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故(2024年7月)」

5.安全持続性能の評価

安全持続性能の評価は「安全性」と「持続性」の2つの観点からHAPLOTが定めた独自基準に基づき、星3段階で行います。

評価はHAPLOTの専門職チームが担当し、設計・施工を行う事業者とは独立した立場で認定ラベルを発行しています。

このラベルは、住まいの安全性や将来への持続性について、基準に基づく評価結果を「見える化」する取り組みです。

現在、全国各地の住宅会社・工務店で導入が進み、地域ごとの安心・快適な住まいづくりを支援しています。

安全継続性能の基準に基づき、安全性5項目・持続性8項目を星3つ:最高 星2つ:推奨 星1つ:最低の3段階で評価します。

転倒・転落を予防する安全設計

玄関・階段(手すり、段差)・スキップフロア(リビング・寝室)・収納、換気

身体・ライフスタイル・家族構成が変化しても住み続けられる持続設計

土間収納・一階廊下・トイレ

ユーティリティルーム・室内干しスペース・洗面室・照明・温度

トータルの星の数により総合的に安全持続性を判断します。

お問合せ・資料請求お問合せ・資料請求 ご来場予約ご来場予約