木造の建物は「水」に弱いといえます。
水と適温度があると、木材腐朽菌が発生し木を腐らせてしまいます。
木はコンクリートや鉄に比べ弱いイメージがあるかもしれませんが、世界最古の木造建築物である法隆寺の五重塔の事例のとおり木自体は腐らなければとても耐久性の高い材料です。
がいな家は、子や孫の世代まで使ってもらえる耐久性をもつ長持ちする建物です。
よって、一番大事な壁体内結露対策は最優先事項としています。
いくら耐震性の高い建物を建てても、経年劣化が早ければ本末転倒です。
【裸グラウウール+可変透湿防湿気密シート】

充填断熱には繊維系の断熱材を使用して、断熱欠損が起こらないように丁寧に施工します。
グラスウールを使用する際は、袋入りは細かいところを断熱欠損せずに施工するのが困難なため、裸グラスウールを使用し、別貼りで防湿気密シートを貼っています。
充填断熱はセルロースファイバーやウッドファイバーも使用することも可能です。

防湿気密シートはより結露リスクの低い可変透湿防湿気密シートを使用しています。
【先貼りシート工法】

桁や必要な部分には、気密シートの先貼り施工を行っています。
通常は気密テープで端部を処理するのですが、私どもは梁を取り付ける前にシートを挟み込んでいます。
この工法は気密テープに依存しないため、高気密になるだけではなく、防湿層の連続の耐久性が飛躍的に向上します。
長期的に結露発生を抑制できるので、構造体の健全性を保つことができます。

窓廻りも同様に先貼り施工します。
窓廻りは温度が下がりやすく結露が発生しやすい場所になるのですが、先貼り施工すると、リスクが飛躍的に下がります。
【通気層は30㎜】

通気層は壁体内に侵入した水蒸気を逃がす役割をもっていて、内部結露の防止にはとても大事です。
私どもは通気層はとても重視しています。
・がいな家 通気層 30㎜
・一般的な家 通気層 15㎜や18㎜
・湿式外断熱 通気層 なし
IBECでは、屋根断熱の際の通気層は30㎜を推奨されています。
外壁も屋根並みの通気層を確保して、結露対策をしています。
昨今の研究では通気層は夏型結露にも有効という研究結果もあります。
また、通気層は夏の外壁の熱を室内に伝えないという効果もあります。








