ドメオはドイツのパッシブハウス研究所の認定品となっています。
よって、PHPPにはデフォルトでドメオが入っており、選ぶだけで計算を走らせることができます。
メーカーだけではなく研究所でも試験されているので性能が担保されいてると言えると思います。
認定品ではない場合は、性能資料の提出とともに12%の交換効率を落として計算しないといけません。
音の問題はありますが、ドメオは壁付けのため。脚立に上がったりする必要がなく、フィルターのメンテナンスが容易です。
女性やお年寄りでも楽々定期的な掃除が可能です。
日本製には見られない機能として「バイパス機能」があります。
これは熱交換をして欲しくないケースに、熱交換素子を通さず換気することができる機能です。
夏に夜間温度が下がってきて室温より低くなってくると、バイパス機能が働き、室内の熱を輩出することができます。
また、日本製の吸気(SA)ダクトがφ50mm~75mm程度なのに比べ、より太いφ90mmのダクトを使用するので、圧損が少なく必要な風量を出しやすいものが標準です。
同じ風量でも、径が太いと風速が遅くなるので風を感じづらくなります。
tanaka