先日、仏生山の平屋の気密測定を行いました。
もちろん、お施主さまも立会いされています!
断熱仕様は
屋根断熱:登り梁間にグラスウールを210㎜充填
外壁断熱:充填断熱グラスウール105㎜+付加断熱フェノールフォーム30㎜
基礎断熱:XPS3種aD 立上り50㎜ スラブ全面引き
という仕様です。
コートハウスになっていて、建物形状が複雑なので気密的には不利な建物なので、少し不安です。
外部も塗り壁のところとガルバリウム鋼板のところが貼られて、仕上げの感じがわかるようになってきています。
通気層は縦横ダブルにいれて、通気性を上げ耐久性に配慮した仕様になっています。
完成が楽しみです。
まずは気密測定器は圧力をかけて、漏気個所がないか確認していきます。
数値を出すことが目的ではなくて、施工精度を上げることが一番の目的です。
気密測定器の整流筒は、気密が高くても測定しやすい100φのもので測定しています。
(通常は154φ)
C値=0.1cm2/m2という素晴らしい結果でした。
総相当隙間面積は16cm2と家全体で4センチ角の隙間しかないことになります。
施工の精度を示す隙間特性=n値も1.27と申し分ない数値でした。
不利な形状なのに、いつも丁寧な仕事をしてくれてよい数値をキープしてくれている職人さんと現場スタッフには感謝です。