今里の家、無事に上棟しました。
がいな家展示場のように、真壁で内部からは柱が見えるお家です。
先貼りシート施工もとてもきれいに施工してくれています。
屋根断熱は登り梁の間に210mmのグラスウールを充填して、外張りでアキレスのキューワンボードを61mm付加している、理想的な熱抵抗と熱橋対策がされています。
構造用合板は構造用のＭＤＦを使用。
構造用MDFは釘のピッチを密に打つことで、壁倍率4.3倍の許容せん断耐力をもつ、とても強度のある構造用の面材です。
内部にあまり壁がない空間をこういうものを使用することによって、実現しています。
もちろん、許容応力度計算にて耐震等級3をクリアすることを確認しています。
また、MDFは透湿抵抗が低いため万が一壁体内に入った水蒸気を通気層に向かって逃がすことができ、結露を防ぐことができます。
工事は順調に進んでいて、サッシの取り付けにはいっています。
開口部廻りの防湿気密シートと透湿防水シートの先貼り施工も丁寧に施工してくれています。
付加断熱はグラスウールで行います。
発泡プラスチック系断熱材で付加断熱をする場合に比べ、グラスウールは透湿しやすいため、壁の中に万が一入った水蒸気を通気層に速やかに逃がすことができるので、耐久性の面で有利です。
