
先週、高松市亀田町で無事上棟式を執り行うことができました。
併せて「餅投げ」を行いました。
田中工務店は「餅投げ」をされたい方を応援しています。
もちろん強制ではないですが、地域の昔から引き継がれてきた文化を後世につないでいきたいと思っています。
実際された方の感想は
「楽しかった」
「思い出になった」
と、とても喜んでいただいています。
また、参加された近隣の方やご友人の方もとても楽しそうでした。


胴差廻りや土台廻りの防湿気密シートの先貼り施工もバッチリです。
先貼り施工をすることで、壁の中の結露を防ぐ役割の「防湿層」の連続性を確保したうえで、劣化を最小限に保つことができるため、建物の耐久性が高まります。

コンセントやスイッチが来るところは「気密コンセントボックス」を使って、しっかりと隙間をなくしていきます。
ココの処理ができていないと、風が強かったり、レンジフードを回した時にコンセントから風を感じる・・・・という現象の原因の一つになります。

この建物は基礎断熱を採用しています。
基礎断熱だと、床下に換気装置を設置することができます。
そうすることによって、天井に設置する一般的な取り付け方に比べ、フィルターメンテナンスがし易くなる計画をしています。

外周の耐力面材のつなぎ目は気密テープをはって、隙間を埋めていっています。
こういう地道な作業の積み重ねが、大事になってきます。
構造用の面材は、構造用MDF(ノダ:ハイベストウッド)をメインで使っています。
構造用MDFは釘を密に打つことによって、4.3倍の壁倍率=強い壁とすることができ、一枚の壁でとても強度を保つことができます。
構造用合板だと釘を密に打っても3.7倍なので、MDFのほうが有利になります。
構造用パーティクルボード(ノボパン等)も4.3倍の高倍率を得ることができますが、透湿抵抗が高くMDFに比べ結露リスクが高まるため、MDFを採用しています。
次のステップは気密測定になります。