
先日、国分寺の家の気密測定を行いました。
もちろん、お施主さまも同席されての測定です。
弊社では地鎮祭や上棟式のように、気密測定のお施主さまが同席されるイベントみたいになっています(笑)

まずは測定器で減圧をかけて、漏気個所を確認していきます。
定番の玄関廻りの隙間は、シーリング材で埋めていきます。

基礎断熱の土台~基礎の気密と熱橋の処理はしっかりしています。
基礎断熱は、ポイントを押さえていると床断熱よりは気密処理が容易です。

防湿気密シートをとめているステイプル(タッカー)部分も、気密テープで処理します。

結果はC値=0.1(0.098)cm2/m2という素晴らしい結果でした。
総相当隙間面積は12cm2と家全体で約3.5センチ×3.5センチ角の隙間しかないことになります。
施工精度をしめすn値も1.13と大きな隙間はないことを示しています。
パネル工法やウレタン吹付に比べると、性能を出すのには難易度が高い、グラスウールの手詰め工法。
外側の構造用合板や防湿気密シート貼りや貫通部の処理等、丁寧な施工が求められます。
高い性能をキープしてくれている、大工さんをはじめ職人さんたちや現場監督に感謝です。