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多度津の家Ⅱ気密測定~C=0.2(0.17)

多度津の家Ⅱ、工事が順調に進んで気密測定を行いました。
もちろん、お施主様も立会いされます。

先日、検討中で来られていたお客様もやはり自分が家を建てるときは気になるので立ち会いたいと言われていました。

外部は付加断熱の工事がほぼ終わる感じです。
フェノールフォームを外張りで施工していきます。
外張り断熱を入れると、柱部分のヒートブリッジをカバーすることができるので、とても効果的な断熱方法です。

とてもキレイに断熱材や気密シートを施工してくれているのですが、見えない隙間を探すために、圧力をかけて漏気個所を探していきます。

コンセントに漏気を感じたので、穴をふさいでいきます。
数値を出すのが目的ではなくて、施工精度を上げることが目的だと思っています。
1時間程度かけて、一通り確認して測定します。

一通り確認して、一度計ってみます。
C値=0.2cm2/m2(0.18)でした。
特に問題のない数値なのですが、引違サッシからの建付けが悪いことが気になったので、2か所調整してみました。

調整後計測してみると、総相当隙間面積が28㎠==>26㎠と2㎠隙間を減らすことができました。

結果はC値=0.2(0.17)cm2/m2という素晴らしい結果でした。

総相当隙間面積は26cm2と家全体で5センチ×5センチ角の隙間しかないことになります。
施工精度をしめすn値も1.24と大きな隙間はないことを示しています。

パネル工法やウレタン吹付に比べると、性能を出すのには難易度が高い、グラスウールの手詰め工法。
外側の構造用合板や防湿気密シート貼りや貫通部の処理等、丁寧な施工が求められます。

高い性能をキープしてくれている、大工さんをはじめ職人さんたちや現場監督に感謝です。