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樹脂サッシは弱い?~お客様からの質問

先日、高瀬の家をご見学いただいたから質問をいただきました。
「他の工務店さんから樹脂サッシは劣化すると言われたのですが、大丈夫でしょうか?」

結論から申し上げますと、海外では樹脂サッシが一般的なサッシで一番流通しています。
弱かったら主流になりませんし、実際耐久性はアルミと同等です。

なお、日本では断熱性能は樹脂>樹脂アルミ>アルミという順番になっています。
海外では、サッシの最低性能が決められています。
ドイツや北欧ではどのサッシも日本製のトリプルガラス樹脂サッシ以上の性能が求められます。
よって、樹脂が性能が高いというわけではなく、一番価格が安いので普及していて、意匠性を求める方がアルミや木製を選んでいます。

日本でも約40年前に高断熱高気密住宅が始まった東北・北海道では最初に採用されたのは樹脂サッシだったそうです。
その後、関東以南に広がっていったときに、大手サッシメーカが樹脂とアルミの複合サッシを普及させた歴史があります。

よって、昔から高断熱高気密住宅に取り組んでいる方にとっては、もともと樹脂サッシだったんですね。

技術的なところはYKK-APさんにホームページに詳しいので、ご興味のある方はご覧ください。

強くて長持ち、やっぱり樹脂窓