YouTubeが大変話題のパッシブハウス・ジャパン理事の松尾和也さん。
チャンネル登録があっという間に2万人を超えたそうです!
その松尾さんの先日のFacebook投稿が↓です。
梅雨に入り一気に蒸し蒸ししてきました。
その時に目安になるのがもちろん湿度ですね。
この温湿度計のよいところは、「絶対湿度」が表示されるとことです。
ほとんどの温湿度計は「相対湿度」だけが表示されています。(〇〇%と表記されているものです)
みはりん坊
相対湿度が同じでも快適だったり、不快だったりします。
同じ相対湿度50%だったとしても、温度によって空気中の水の量が違うので、体感が変わってしまいます。
それに比べ、絶対湿度は容積の中にどれくらい水が存在するかを示すので、温度が変わっても数値は変わらず、とても比較しやすい指標です。
といいうことなので、松尾さんが「16」を超えたら(窓を開けずに)除湿してくださいね、と言われているのはとても適切なわけです。
この写真を撮ったとき、がいな家展示場はギリギリですね。
パッシブハウスでも快適な湿度というのは規定されています。
絶対湿度12g/kgまでを超えないように設計すること、となっています。
kg表記なのでm3に直すと14.4g/m3。
日本人に比べ、ドイツ人のほうが湿度に弱く(?)少し低めの設定になっています。
確かに15g/m3くらいをを超えると、扇風機が欲しくなります。
ちなみに、スマホのアプリで相対湿度から絶対湿度を計算できるものもあります。
ぜひ、快適に過ごすために湿度をチェックしてみてくださいね。