新型コロナウィルス感染症の影響で開催が危ぶまれましたが、無事にIBEC主催の「2020年気密測定技能者養成講習・試験」の岡山会場に行ってきました。
定員50名でしたが、締め切りの随分前から満員となっていて、世間の気密測定に対しての関心の高さがうかがえました。
会場では、パッシブハウス・ジャパン賛助会員である「やまのすみか」の社長ご夫妻と大工さんが鳥取県より来られていました。
社長の田上さんによると、鳥取からはかなりの参加者がいるとのことでした。
その理由は「とっとり健康省エネ住宅普及促進事業」だそうです。
なんと、鳥取県では独自に省エネ住宅の基準が設けられ、そのレベルに対して補助金が交付されます。
大体HEAT20 G2以上とは、素晴らしいですね!
(田上さんはこのプロジェクトに尽力されていました)
もちろん気密の規定があるので、講習会にたくさん来られていたんですね。
ドイツではパッシブハウスを建てると補助金がもらえたり、金利優遇や土地が安く購入できるインセンティブがあります。
同様のことが、鳥取県で行われているのです!
補助金は技術講習が必須です。
講師はパッシブハウス・ジャパン理事の松尾和也さん!
日本では2020年省エネ基準義務化が見送られたわけですが、紫波町や鳥取県に続いて地方より盛り上がると本当に良いですね。
tanaka