岡本町の現場では、基礎工事が始まりました。
今回はいつもの床断熱ではなくて、お施主さまのご要望やご希望を実現するために基礎断熱方式を採用することとしました。
外周部に使用する断熱材は、ホウ酸入りの防蟻EPS(発砲スチロール)を使用しています。
コンクリートの外側に断熱材を貼り付けるので、防蟻処理していない断熱材を使用すると、シロアリにやられるリスクが高まります。
(シロアリは断熱材が好きなんですよ)
断熱材と断熱材の間は、防蟻シールにて処理します。
(真ん中にするのではなく)4周にシーリング材を打ってもらっています。
丁寧な作業に感謝です。
基礎梁の内部の施工です。
断熱欠損にならないように、断熱材が切れないように施工していきます。
外周部以外は、熱伝導率が同じ(λ=0.034)のXPSを使います。
EPSよりXPSのほうが、重さに耐える強度があるので、より適しています。
※EPSでも木造レベルの重さには耐えられる強度はあります
シロアリの侵入は基礎の打ち継ぎや、配管廻りや土台の近くが多いため、コンクリート一体となっている土間下はリスクは低いと考え、防蟻断熱材は使用していません。
完成すると、床下エアコンを使用した快適な空間を体感いただけると思います。
我々もとても楽しみです。
tanaka