12 Jul 2019
7月14日(日)のUa値=0.36W/㎡Kのトリプルガラス樹脂サッシと付加断熱を採用の高松市室新町の内覧会情報です。
現場は、美装も終わり全体の雰囲気があきらかになりました!
リビングには気持ちのよい「吹抜け」をとってあります。
アイアンの手摺のキャットウォークもステキです。
キャットウォークにいくと、とてもよい感じですよ!
すのこ状になっていて、光と空気が抜けるようになっています。
また、断念することのおおい、吹抜けの窓を開けたり、掃除もすることができます。
南面の吹抜けはパッシブデザイン的にとてもいい機能をもっています。
①温度差換気(パッシブな換気)
太陽によって温められた、あたたかい空気は軽いので上に上がります。
それを、南面の窓を開けてあげることによって排出することができます。
北面の窓をあけることによって、北の低い温度の空気を取り入れます。
②1階と2階の温度を均一にしやすい
吹抜けと階段、2ヶ所で1階と2階がつながっているので、温度差を解消しやすいです。
冷たい空気は重く下に下がる、あたたかい空気は軽い。
特に冬場は1階でお日様であたたまった空気を2階にあげやすいです。
夏場も今くらいの時期だと2階のエアコン1台運転で1階も涼しくなります。(一番暑い時期は2台必要ですが)
シーリングファンやサーキュレータを組み合わせると効果的です。
③冬場の日射を家の奥まで届けることができる
冬の低くなった太陽。
その直射日光を家の奥まで取り入れて家を温めることができます。
手前味噌ですがデザインだけではなくて、機能も伴ったとてもよい計画と思います。
先日の高松でのAPWフォーラムでeeeWORKSの日下さんがこのように言われていました。
「住まいは暮らしの器」機能はデザインに優先する
日下さんの考えの核になっている言葉とのことで、本当に同感に思います。
tanaka