12/12、M’s構造設計主催の「構造塾」かがわ、3年目3回目が開催されました。
弊社では2名参加して、地震に強い建物を建てるために勉強をしています。
3年目になりましたが、40名程度のいい家を建てたいと思っている実務者が学んでいます。
今回は「基礎の設計演習」でした。
手計算で、基礎の設計の肝となる鉄筋量を計算したとのことです。
ここで構造の豆知識の紹介です。
木造の建物でも、基礎は鉄筋コンクリート造(RC造)です。
なぜ、コンクリートだけではなく、鉄筋が入っているのでしょう?
コンクリートの上部では引っ張り側の力がかかります。
そこは、鉄筋が力を発揮します。
コンクリートの下部では圧縮の力がかかります。
その際は、コンクリートが力を発揮します。
「引っ張りに対する力が強い」鉄筋と、「圧縮に対する力が強い」コンクリートを適材適所で使用して、強い構造体となっているのですね。
tanaka