長持ちして、家全体があたたかい家をつくろうと思ったら、気密測定は絶対必要なステップになります。
基本的に建築するときの流れとしては
設計・計画する(シミュレーション)
↓
実際施工する
↓
確認する(測定する)
という手順になります。
気密測定をしないということは、設計どおりにできているかどうかわからないということになります。
仕事はなにをしても確認作業は必須ですよね。
先日内覧会を行った三木町の家での気密測定の結果が↓です。
左が1回目で右が2回目の結果(最終)です。
C値 0.3cm2/m2==>0.2cm2/m2
総相当隙間面積 35cm2==>21cm2
n値 1.45 ==> 1.02
という風に改善しています。
田中工務店ではお施主様とのお約束はC値=0.5以上。
現場では0.3を切るのが目標です。
1回目で約束は果たせたのですが、みんなで隙間を探してウレタンとテープで処理。
家全体で約6センチ×6センチの隙間が4.6センチ×4.6センチの隙間に改善しました。
気密測定をすると減圧をかけるので、測定だけではなくて空気が漏れているところを発見して、処理することができます。
ということなので、内装工事をする前の気密測定は必須です。
完成してからしても、手当てすることができません。
それから、気密測定前には貫通部の処理は全て終えて、その後は穴を開けないことが大事です。
tanaka