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安定してC値=0.5を切る施工方法 先貼りシート その2 窓周りの先貼りシート

前回に引き続き、防湿シート(べーパーバリア)の先貼り工法の話です。

窓周りも、サッシを取り付ける前にシートを4周先貼りしてから、その後にサッシの枠を取り付けします。
なので、内側から見ると上下左右にシートがサッシと柱に挟み込まれて施工されている状態になります。

よって、壁のシートとは平らなところで繋ぐことができ、当初の気密性能が担保できるとともに、劣化も緩やかになります。

先貼りしない場合は、サッシ枠のところで気密テープで処理します。
サッシの周りは入り組んでおり、シートとサッシ枠を気密テープで止めるのがとても難しい作業になります。
直角にへこんでいる上にサッシ枠幅がないので、気密テープを隙間をつくらずに貼るのは大変です。

サッシ自体は約20窓くらいでしょうから、こういうところの少しの隙間が多くの箇所であると、C値は悪くなっていきます。

外部も同様に透湿防水シートを先貼りしています。

お施主様に長く安心して住んでいただけるために、私たちは先貼り工法を推奨しています。

tanaka