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香西本町の家気密測定

先日、香西本町の家の気密測定を行いました。
もちろんお施主様も同席されていました。

外部では付加断熱の工事が終わり、通気胴縁の工事に入っています。

通気層は、とても大事な役割を担っています。
・壁の中に入った水蒸気の排出
・通気層に入った雨水の排出
・外壁からの熱気の排出
の機能を担っていて、耐久性や暑さ対策にとても大きな役割をはたしています。

通常15㎜や18㎜で施工されることが多いのですが、弊社では15㎜の縦横ダブル施工をお奨めしています。
シングルの胴縁に比べ、縦横無尽に空気が動くので、通気層の効果がとても高まり、耐久性アップに効果を発揮します。

お決まりの玄関の気密処理です。
気密測定器で圧力をかけて、漏気個所を処理していきます。

土間のサッシの取り付け部の漏気個所も処理していきます。

吹抜けには鋼製ブレースを設置して、耐震性と解放感を両立しています。
ブレースは構造計算をして必要になったのではなく、元々このプランの前提として計画されていたので、違和感はありません。

結果はC値=0.1(0.147)cm2/m2という素晴らしい結果でした。

総相当隙間面積は24cm2と家全体で4.9センチ×4.9センチ角の隙間しかないことになります。

パネル工法や現場発泡ウレタン等に比べ、防湿層なしグラスウール+気密シートでの気密断熱施工は、職人さんの丁寧な施工と現場監理がないと良好な結果は出ません。
その中でよい数値をキープしてくれている現場スタッフには感謝です。