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高断熱住宅~朝に交感神経活性化がおきづらく心疾患抑制

保健士のお施主さまから教えていただいた情報です。
断熱性の高い建物が健康にいいという、医療関係のニュースで掲載されていたということで、情報を教えていただきました。

家屋の断熱性が高いと冬の朝の交感神経活性化が抑制される可能性

大阪大学大学院医学系研究科健康発達医学寄附講座の中神啓徳氏らが行った研究の結果で、詳細は「Hypertension Research」に10月13日掲載されたそうです、

温かい高断熱なモデルハウスと寒い自宅で8名に過ごしてもらい、データをとったそうです。
モデルハウスでは全体的に20℃以上だったが、自宅では全体的に低温で寝室で6.3℃のところもあったそうです。

室温が低いと交感神経が活性化され、血圧や心拍数が上昇するそうです。
それによって、寒い冬の朝に脳卒中等の心血管イベントが起こってしまうとのことです。

また、参加者全員が温かいモデルハウスでは睡眠時間が長くなったそうです。

WHOでは室内温度を18℃以上に保つことを推奨しています。
前回のブログの通り、香川県はリビングの室温が全国ワースト1でした。

記事には
「著者らは、「本研究は探索的な研究であって、サンプル数が小さいことなどの限界点があり、明確な結論を導き出すことはできない」とした上で、「冬季の自宅内での心血管イベントを防ぐには、適切な室温を維持する工夫が必要ではないか」と述べている。」

と書かれていますが、やはり温かい建物は大事とことを再認識しました。