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Q1.0住宅マスター会員

Q1.0住宅(キューワン住宅)とは新住協(一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会)が提唱している、省エネの基準です。
Q-PEX4.0マニュアルにはこのように書かれています。

新住協では2005年にQ1.0住宅という住宅を提案し始めました。
その名前から「Q値=1.0の住宅」と間違われますが、実際は省エネ基準住宅を全室24時間暖房した時の冷暖房エネルギーに対し、それを大幅に削減して、省エネで快適な住宅づくりを目指そうというものです。

9月に新住協の会員になりこの度、Q1.0住宅マスター会員を申請して内容を本部に確認していただきマスター会員登録されました。

Q1.0住宅の判定にはQ-PEXを使用します。

国の基準である断熱等級だと
・Ua値(外皮から逃げる熱)
・η値(日射熱取得率)
で判断されます。

暖冷房エネルギーに大きくかかわる「日射の取得・遮蔽」はあまり考慮されていません。

それに対しQ-PEXは日射の影響も考慮したうえで暖冷房エネルギーを算出します。
それによって、
・暖房負荷
・冷房負荷
が計算されます。
これはパッシブハウスと同じ考え方でパフォーマンスギャップが少なく、省エネ住宅の評価方法としてはとても適切なものです。