気密測定は欠かすことができないステップです。
まずは、C値(相当隙間面積)の 目標を設定します。
目安はC値=1.0cm2/m2を切ることです。
C値が1.0cm2/m2を超える建物だと、計画換気装置が設計した換気量を確保することができなくなります。
それによって、結露がおこったり(カビ、ダニの原因になります)、家の中の空気環境が悪くなることになります。
C値=1.0だと約30坪の家だと、家全体で100cm2=10センチ×10センチの穴が開いている程度になります。
もちろん、隙間だらけだと寒い家になってしまいます。
換気扇をつけると、コンセントから風が・・・・なんてことになってしまいます。
弊社では、お施主様とのお約束がC値=0.5cm2/m2、現場目標が0.3を切ることとしてます。
その目標に対し、施工がきちんとできているかを確認するのが気密測定です。
結果が悪くても、手直ししてお施主様に迷惑が掛からないような施工状態にもっていくことができます。
なので、施工中に気密測定をするのが大事です。
気密測定をしないと、どれくらい建物に隙間があるかわからない状態になってしまいます。
「断熱」×「気密」×「計画換気」がすべて揃って高性能な建物になります。この中の一つでも欠けたら、建物に重大な影響を与えてしまいます。
3/14に気密測定を見学いただけますので、ご興味のある方はぜひ立ち会ってみてくださいね。
tanaka